けろちゃんブログ

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ぽんこつ社会人によるチラ裏的つぶやきの場です。

#54 第9回 けろ、自己破産するってよ ~弁護士費用の積立てが終わりました~

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こんばんはー!!
あなたのおめめの恋人、けろでーす!!



それでは、今日も元気におブログを更新していきたいと思いまーす!!
さて、今回のおブログは「けろ、自己破産するってよ」をお送りいたします。
最近ポイ活の報告がメインになっていたので、久し振りにしっかりとした自己破産の話ができます(笑)


これまでの経験を含め、私が感じたことを私なりの言葉で話していきたいと思います。
堅苦しい感じは嫌いなので、なるべく「わたしらしさ」を全開で行きたいと思います。


◆こんな方にオススメ◆債務整理を検討している方

✅任意整理を検討中の方

✅自己破産を検討中の方


みんなにお読みいただけたら嬉しいですが、今時点で借金に悩んでいる方や債務整理に悩んでいる方に読んでいただき「役に立ったー」と思っていただけたら嬉しいです。

今回のおブログでは次のことをお話していきたいと思っています。

◆今回お話することの要旨◆ 債務整理とは
✅任意整理とは
✅自己破産とは
✅自己破産の費用
✅積立てまでの期間
✅積立期間中の生活
✅積立後の生活ついて


こんな感じでお話していきたいと思います。
ちなみに、債務整理の中に「個人再生」というものがありますが、私は債務整理の中で個人再生を選択しなかったので、今回のおブログの中では割愛します。


さて、今回のおブログの目次は次のとおりとなります。

たぶん、超長文になると思います。
任意整理と自己破産の基本的なことから、それぞれ私が実際に経験したことをなるべく詳しく記載します。
おそらく一度お読みいただいただけではご理解いただけない可能性が高いので、何度かお読みいただければと思います。


それでは、さっそくいってみよー!!


Let's Go!!

1)本題に入る前に

本筋に入る前に、まずはこれまでのお話をざっくりお話しておきたいと思います。


マッチングアプリで知り合った人にお金を貸し始めたのが令和1年11月。
資金不足から借金を背負ったのが、令和2年の2月。



そこから初めての債務整理である「任意整理」を弁護士さんに依頼したのが令和2年7月。
任意整理の契約をし、弁護士費用の支払いが終わったのが令和2年12月。
そして、本格的に任意整理の支払が始まったのが令和3年1月。


・・・実は任意整理の契約を結んだ後も時々お金を貸していました。
毎月ではないものの、最終的に令和3年3月くらいまでお金を貸していました。


今思えば、任意整理の契約したことで、正常な判断が出来るようになっていたと勘違いしていたようです。
たぶん、借金を背負ったあたりからずーっと正常な判断が出来ていなかったんだと思います。
だから、任意整理の契約を結んだ後もお金を貸すという愚かな行為をしてしまったんだと思います。


私が記憶している限りで、自分が正常な判断が出来ていないとはっきり気付いたのが、相手との連絡が取れなくなり、すべての連絡をシャットアウトしたころなので、たぶん令和3年4月頃ですね。
このことにきちんと認識できるようになってから、色々なことに冷静な判断が出来るようになりました。
きっと自分でも気付かないところで仕事にも支障が出ていたことでしょうね。


正直、冷静な判断が出来るようになったのは、私にとっては今後のプラス材料です。


しかし、ここでひとつの問題が。


それは


今の給与水準が保てない可能性が高い



からです。


私の職場は毎年7月に人事異動があり、6月にその予告があります。


これまでの私の給料は残業代込みで32万円~33万円です。
人事異動の内容によってはその残業代がほとんどなくなり、月の給料が26万円~27万円まで減る可能性があります。


ちなみに、その頃、私は任意整理で月々145,000円自動車ローンで20,000円合計165,000円支払っていました。
これに家賃や生活費が加わるとなると、最悪の場合7月からの給料では自分の生活そのものが破綻しかねない。
さらに、今後、結婚することも視野に入れると、ますます今の借金返済が足かせになります。


そのことを考え、6月に行われる人事異動の予告を前に任意整理から自己破産に切り替えることにしました。



ただ、一括では費用が支払えなかったため、12月の賞与支給ですべて弁護士費用の支払いを終えられるようにお願いしました。
そして、順調に、12月10日にようやく自己破産の費用を終えることが出来ました。


さて、ここからは債務整理について、基本的なことやメリットデメリットを話していきたいと思います。

2)「債務整理」って?

お話の大前提として「債務整理」がどのような制度なのかざっくりと説明したいと思います。


初めに、そもそも債務整理ってなんなのか、私なりに調べたものをご紹介していきます。


まず、借金返済問題は法律による解決が可能です。
私のような個人の借金問題解決をするための法的手段のことをまとめて債務整理(さいむせいり)」と呼んでいます。


借金をするということは、借金を返すという義務を負うことになります。
これを債務と言い、私みたいにお金を借りる人のことを債務者と言います。
逆に、お金を貸す人のことを債権者と言います。



この借金と言う債務を、通常の日常生活を送りながら返済が可能となるようする。
または、借金の返済を免除してもらえるように、法律の力を借りて整理していくことを債務整理というのです。



…なーんてお硬めの言葉を使ってみましたが、要するに、借金返済で苦しんでる人を助けてくれる、ありがたーい制度のことです。



いやー、ありがたや、ありがたや。



その債務整理には、「任意整理」民事再生(個人再生)」「自己破産」「過払い金請求」という4つの手続あります。
法律の専門家である弁護士や司法書士に依頼することで、その後の支払や取立を直ちに止めることもできます。
そして、その債務整理を行うことで、生活の立て直しをすることができるんです。


今回はその債務整理の中で私が経験した「任意整理」とこれから経験する「自己破産」について、私の経験した例をもとにお話していきたいと思います。

3)「任意整理」について

3-1)「任意整理」って?

さて、まずは任意整理から説明していきましょう。


任意整理とは、借金の減額や金利の引き直しなどを交渉することにより、将来発生する利息をカットすることができます。
その上で、毎月の返済額を減額して、生活に支障のない範囲で返済を行えるようにする債務整理の手続のひとつです。


任意整理をした結果、例えば過払金が発生していたことが判明することがあります。


その場合、過払金請求により、払いすぎていたお金を取り戻すことができます。
この任意整理は個人再生等の他の手続と違い、裁判所を通さないで直接貸金業者と交渉を行うのが特徴です。

3-2)「任意整理」のメリット・デメリット

さて、ここでは任意整理のメリット・デメリットについてご紹介します。
まずはメリットから。

◆任意整理のメリット◆ ✅将来発生する利息がカットできる
✅督促や取立が止まる
✅返済が元本のみになる
✅毎月の返済額が減る可能性がある
✅借金完済までのゴールが見える
✅将来の不安が軽減される
✅任意整理する借入先を選べる


借金返済って、返済額にもよりますが、「毎月の借金返済が苦しい」「いつ完済できるかわからず、先が見えない」と感じる最大の理由は、借金をすることで発生する「利息」だと思いますね。


私自身も任意整理を始める前は、毎月の返済額のうち、半分くらいを利息が占めていました。

ここで良い機会なので、改めて、利息について説明しておこうと思います。


まず、私の利息がどの程度なのか説明し、それをもとに利息について説明していきたいと思います。


利息とはお金を返済する際に元本部分に上乗せする手数料のようなものです。
なので、ここでは、利息のことを手数料と表現させていただきます。


当時の私の借り入れに対する利息は会社ごとに異なりますけど、ほとんどの会社が年利15%です。
この年利15%をもとに利息について説明していきたいと思います。


例:100,000円を借りて、利息15%、月々の返済額が10,000円の場合
この場合、手数料は年間で15,000円で、月々の手数料は1,250円となります。
毎月10,000円ずつ返済していくため、元本は8,750円手数料は1,250円になるんですね。
手数料がなければ10ヶ月で返済可能ですが、手数料が上乗せになることで返済期間が12ヶ月…1年かかる計算になります。
え?これなら大したことないって?



この「大したことない」って思わせるのが利息の本当の恐ろしさだと思います。



ては、次の例を見てみましょう。


例:500,000万円借りて、利息15%、月々の返済額が10,000円の場合
この場合、手数料は75,000円で、月々の手数料は6,750円となります。
毎月10,000円ずつ返済していくため、元本は3,750円手数料は6,750円になるんです。


これを見るだけで、月々きちんと返済しても全く元本が減らないことがわかりますね。
手数料がなければ50ヶ月=4年2ヶ月で返済が終わりますが、手数料が上乗せされることにより、元本部分については約11年で完済となります。
これがもし借入額が1,000,000円になったら…って考えたら、考えただけでゾッとします(笑)


ただ、実際は返済が進めば手数料が下がったりしますが、今回はそういうことは一切無視しています(笑)


このように借金の総額が少ない時は大したことないって思えてしまう利息。
それが借金が膨れ上がれば膨れ上がるほど、利息の破壊力はとんでもないことになります。



ちなみに、私の場合、任意整理の和解をした時の借金総額が約8,000,000円です。
当時の私の借入の利息が15%なので、単純計算でも手数料だけで年間1,200,000円、月々100,000円の負担となるわけです。


やばくないですか?


仮にこの年に手数料と合わせて年間2,400,000円(月々200,000円)返済しても元本は1,200,000円しか減らず、借金残高は6,800,000円となり、翌年の手数料は年間1,020,000円、月々85,000円となります。
なので、2年間で手数料だけで2,220,000円を余計に支払ってることになります。


こりゃーやべぇって、ほんと。



ちなみに、みなさまは銀行の預金利率を知っていますか?


ほとんどの銀行に利率が0.001%です。
※ネットバンクなんかだと0.1%や0.2%のところもあるそうですが、みなさんが保有しているメガバンク地方銀行なんかは0.001%です。


1,000,000円預けても10円しか増えません。
金利率15%の銀行があったら…いくらでも預けますよね??



私はこの逆のパターンをやっていたわけです。
ただ、預金金利が15%の銀行は銀行自体が色々とやばいんですけどね(笑)



あーこわいこわい。



利息の怖さをおわかりしただけましたかね?

ちょっと横道にそれてしまいましたが、もとに戻りたと思います。


毎月返済する前に各借入先のアプリを見ていましたが、返しても返しても元本が減らず「利息やばすぎだべ」ってずーっと思ってました。


まず、任意整理の手続では、最大のネックである利息について>現在および将来に向けてカットをする3年〜5年にすることができます。
返済が3~5年の長期的な返済となることにより、任意整理前より毎月の返済額の負担を下げられる可能性があります。


当時の私も任意整理が始まった後は、元本のみの返済となっていました。


任意整理の和解成立後は元本のみの返済となるため、結果的に返済総額が確実に減ります。
そのため、将来に渡って返済額がどんどん減っていくわけです。


元本のみの返済となるため、利息を支払っていた頃に比べると目に見えて借金残高が減っていくことがわかります。
これまで支払っていた利息相当部分が直接元本への返済となるため、借金総額がどんどん減っていくというわけなんですね。


この頃は私も毎月返済が終わったあと、借金残高を計算していたのですが「いやー今月も減ったなー」って思っていました。


あと、「個人再生」や「自己破産」と違い、任意整理の対象とする借入先を自分で選ぶことができます。
そのため、自家用車をローンを組んで購入している方が任意整理をする場合、その車のローン会社等を任意整理しないっていう選択をすることも可能です。
当時の私も、車のローンについては任意整理の対象とはしていませんでした。

メリットはこんな感じですね。
次にデメリットについて。

◆デメリット◆ 信用情報機関に登録される
✅クレジットカードが作れなくなる
✅ローンが組めなくなる
✅元本が減らず、借金総額は変わらない
✅実は意外と返済額が大きくなる

そうなんです。
利息をカットすることができますが、元本そのものが減るわけではないんですよね。
そのため、任意整理をしても元本が減らず、月々の生活が苦しいまま…なんてこともあるわけですね。


私自身もそうでした。
任意整理をしたことにはしたんですけど、当時の私は弁護士事務所へ支払う金額以外に任務整理に含めていない自動車ローン等があったため、正直なことを言うと月々の借金返済額が大きく変わったわけではなかったんですよ。
任意整理をすることで、生活が楽になると思いきや、まったく楽になりませんでした。



あと、任意整理をすることで信用情報機関債務整理をしていることが記録されるそうです。
そうなると「あ、この人はお金にルーズな人なんだな」ってなるため、住宅ローン、クレジットカード作成、金融機関からの借入等ができなくなります。
その期間は任意整理なら5年と言われています。



私自身も現在クレジットカードが使えない状況ですが、特に生活に支障はないので、その辺は気にならないかなーって思います。


現在の私の決済方法は「現金決済」またはデビットカード決済」のいずれかを利用しています。
私はよく楽天市場で買い物をしているので、楽天市場での決済は「デビットカード」を利用しています。


私が利用しているデビットカードは還元率が驚異の1.0%である楽天銀行デビットカードを利用しています。
他のデビットカードは還元率が0.5~0.8%くらいのものが多いので、この「楽天銀行デビットカード」の還元率1.0%はかなり助かっています。


ただ、楽天銀行デビットカードでは楽天市場でのSPU倍率を上げることができないので、そこは痛い点ですが…。
それを差し引いてもかなり便利なデビットカードなので、信用情報機関の喪が明けるまでは使い倒していきたいと思っています。


楽天市場「SPU倍率」など、聞きなれない単語が出てきたと思います。
私は今スマホ楽天モバイルを使ったり、楽天市場で買い物をしたり、割と楽天経済圏」で生きています。
この「楽天経済圏」につきものなのが「SPU倍率」というものです。


これらの「SPU倍率」が来年以降更新していく「お金の勉強」で皆さんと一緒にお勉強していきたいと思います。
ぜひ楽しみにしていただければと思いますので、よろしくお願いします。


それでは次に自己破産についてお話していきたいと思います。

4)「自己破産」について

4-1)「自己破産」って?

自己破産とは、自分が持っている財産や収入では借金が返済できない場合があります。
そんな時に、裁判所へ申し立てることで、裁判所から「支払いができない」と認めてもらうことで、今抱えている借金を全額免除してもらうありがたーい手続のことです。



いやー、ありがたや、ありがたや。


こんなとてもありがーいと思える自己破産…果たしてメリット・デメリットがあるのでしょうか?
個人的にはメリットしかなさそうに見えますが…順番に見ていきましょう。

4-2)「自己破産」のメリット・デメリット

さて、まずはメリットから。

◆メリット◆ ✅債務を免除することができる
✅請求、督促がなくなります
✅すべての財産は失わない
✅誰でも申立が出来る


他にもメリットがあると思いますが、ざっくりと上げるとメリットはこんな感じです。
おそらく、私を含めて、自己破産を選択する人のほとんどがこの「返済義務の免除」をしたいから自己破産をするんだと思いますね。
ちなみに、返済義務の免除とは、裁判所が「支払いができない状態」であると認めることで、支払いを免除を決定することを言い、これを「免責許可の決定」と呼ぶそうです。


この免責許可の決定により、それまでの借金の返済をする義務がなくなるというわけなんですね。



いやー、ありがたや、ありがたや。



請求や督促が止まることに関しては任意整理や個人再生の場合でも同じです。
これは、任意整理共通のメリットと言えるかもしれませんね。

そして、何よりすべての財産を失うわけではないんです。
自己破産って聞くと何となくすべての資産がなくなってしまいそうなイメージですが、実はそうではないんです。

次のものは実は手元に残すことができるんですね。

◆手元に残すことができるもの◆ ✅99万円以下の現金(預貯金は含まない)
✅20万円未満の預貯金や資産
✅差押禁止財産(通常生活に必要なもの)

ちなみに差し押さえが禁止されているものとは、洋服タンス、ベッド、衣類など、通常生活に必要なものを指すそうです。

そして、自己破産は誰でも申立ができます。
それは、裁判所が「支払いが困難である」と認めれば、誰でも自己破産をすることができるからです。
とくに収入についての制限もありませんので、無職、生活保護を受けている人、主婦であっても自己破産をすることは出来ます。

なので、本当にどうしょうもなくなってしまったときの最後の手段として「自己破産」を選択する人もいるようですね。 

こんな自己破産にデメリットってあるんでしょうかね?
次にデメリットについてみていきましょう。

◆自己破産のデメリット◆ 信用情報機関に記載されます
✅財産が処分されます
✅職業・資格の制限を受けます
✅保証人に迷惑が掛かります
✅費用が高額です
✅官報に掲載されます

と、こんなところでしょうか。


信用情報機関に載ってしまうのは債務整理にはつきものなので、ここはグッとこらえるしかないと思います。



それと原則として20万円以上の預貯金や財産、99万円以上の現金は処分されてしまいます。
ただ、生活に必要なものは、この限りではありませんが、「お金に換えられるものはお金に換えて借金の返済に充てなさい。」ということですね。
それでも20万円以下の財産、99万円以下の現金は残るので、「お金に変えられるものは変えてもらうけど、全部処分すると生きていけなくなってしまうから残してあげるね。」って感じですね。

ここでひとつ疑問が残るのが「99万円以下の現金」「20万円以下の預貯金」が残せることについてです。
ネットで調べてみると裁判所の判断次第にはなりますが、この預貯金を現金に含めても構わないと判断される場合もあるそうです。


例えば、50万円の手持ち現金があり、さらに40万円の預貯金がある場合。
この場合、「99万円以下の現金」であるため、50万円は手元に残すことができます。


しかし、40万円の預貯金は「20万円以下の預貯金」を20万円超えていることになります。
そのため、超過分の20万円は債務者へ分配されるということになります。



ただ、裁判所の判断によっては、この40万円の預貯金「99万円の現金」にみなして残すことができる場合があるそうです。
これは本当に裁判所によって判断が分かれるそうです。


今回私は水戸市に住民票が置いてあるので、水戸市を管轄している「水戸地方裁判所」へ自己破産の申立を行うことになります。
なので、上記のような水戸地方裁判所がどのように債権者の資産を残すか判断することになります。
ただ、私自身の考えですが


①人生の再出発に多額の資金は持ちすぎない
②1か月程度の生活費が残っていればいい
③少しでも債務者へ分配額を増やしたい


と考えているので、あまり気にしないようにしています。
免責許可が出た時に手元に残っているお金で頑張って次の給料まで行きたいなと思っています。


ただ、裁判所の裁判官も人間です。
自己破産すること自体は厳しい追及があると思いますが、自己破産後の生活が苦しいものにならなように配慮していただけるものと淡い期待をしています(笑)


私としては、自己破産に当たって「偽り・不正」はご法度なので、すべて包み隠さずにお話するつもりでいます。
ただ、いくら正常な判断が出来るようになったとはいえ、今思い出しても正常に判断できなかった時期のことを思い出せないことがあるので、その時は素直に「覚えていない」ことを伝えようと思います。
その前に、事前に破産管財人の弁護士さんとは綿密な打ち合わせをするつもりですけどね(笑)


あと、個人再生のときには影響がありませんでしたが、自己破産の手続きを開始すると、免責が決定するまでの3~6カ月間は一定の職に就くこと、または、資格が制限されるそうですね。


自己破産をした場合、自分の借金に保証人や連帯保証人がいる場合、その人の返済義務がなくなるわけではないようなので、自己破産するときには注意が必要なようです。


自己破産に限ったことではありませんけど、債務整理全般に言えることが「ここに文章を入力」高額な費用がかかってきます。
私のケースですが、任意整理と自己破産がどの程度費用がかかったかは対比して説明したいと思います。


費用がかなり高額になる上に、自力で債務整理をしようとすると時間と労力がこれでもかってほどかかるようす。
自力で自己破産の申立をする人もいるようですが、ほとんどの人が弁護士さんや司法書士さんに依頼をしているようです。


これから私がお話する費用はあくまでも一例で、費用についてはピンきりなので何とも言えません。
ただ、費用が高額で一括で支払えない場合も分割にも応じてくれるようなので、そこは弁護士さんと良く相談してみることをいいかも知れませんね。
ちなみにですが、私は弁護士費用を一括で支払うことが出来なかったので、分割による積み立てをお願いしました。


債務整理をすると官報に載ってしまうのはやむを得ないとしか言えません(笑)


自己破産のメリット・デメリットについてはこんな感じでしょうかね。

次に任意整理と自己破産について、私が実際に支払った費用についてお話したいと思います。

5)それぞれの費用を比べてみた

次に任意整理と自己破産のそれぞれの費用を比べてみました。

今回は私が実際に支払った費用を用いて比べてみようと思います。
その方がわかりやすいですからね。

各々弁護士費用は次のとおりです


まず最初に、費用の計算については依頼した当時の私の各消費者金融への債務残高を公表しておきます。

◆各消費者金融の債務残高◆ アコム:   2,694,496円
✅りそなカード:1,973,988円
ライフカード:1,321,299円
アイフル:    840,104円
モビット:    713,023円
楽天カード:   490,400円
✅ 合  計 :8,033,283円


次に任意整理、自己破産それぞれの費用をお伝えしますね。


◆それぞれの弁護士費用◆✅任意整理:728,511円

※別途手数料334,000円あり

✅自己破産:703,000円

私のケースの場合「任意整理」も「自己破産」もそこまで費用が変わらないんですね。
お恥ずかしい話、各々の費用を今確認しました(笑)


私、結構な額支払っていたんですね。


債務整理費用だけでも150万円近く支払っていたんですね。


私が依頼した弁護士事務所は、任意整理については個々の消費者金融への借金額によって依頼金額が変わります。
他の弁護士事務所の報酬の計算方法がわかりませんし、参考になるかわかりませんが、債務整理を依頼する際の参考にしていただければと思います。


今思えばの話ですが、初めから自己破産を選択していたらその半分で済んだわけですね。
お金を貸し始めた時期と同時に車を買い替えるという暴挙に出ていました。
もし、車を買い替えていなかったら…。
今更後悔しても仕方のないことですが、今思えば車を買い替えなければこんなに長引くことはなかったかなと思っています。

次に任意整理と自己破産の申立にかかった期間をお話したいと思います。

6)積立てにかかった期間は?

次に任意整理と自己破産、それぞれの積立てにかかった期間をご説明します。
ただ、任意整理に関しては途中で自己破産に切り替えた関係からすべての費用を支払終えていませんが、切り替えまでに支払った期間を記載しておこうと思いますね。


◆それぞれの積立期間◆任意:令和2年7月~令和3年6月(1年)

自己:令和3年6月~令和3年12月(6カ月)
 
スマホ表示にすると二段書きになってしまうので、「任意整理=任意」「自己破産=自己」と表示させていただきます。

任意整理の期間を1年間と記載しましたが、少額ながらもう少し費用を支払う必要があったので、実際は1年半くらい積立期間があったかなと思います。
私のケースでは「任意整理」の時も「自己破産」の時も一括で費用の支払いが出来なかったため、どちらも分割で納めていました。
そのため、それぞれのケースでも自分の生活に支障が出ないように弁護士さんと費用に支払いを相談しました。

次にそれぞれの積立期間中の私の生活状況についてお話したいと思います。

7)積立てをしている時の生活は?

7-1)任意整理費用積立中

まずは任意整理費用積立期間中の私の生活について。

先に説明しましたが、この頃は月々の給料が32万円~33万円で推移していたこともあり、すべての借金を支払っても何とか生活が出来るレベルでした。
ただ、かなりかつかつな生活をしていたことは確かです。


毎月返済・家賃等の固定費の支払が終わった後の自分の手残りがほとんど残っていない中、何とか生活する日々が続いていました。
任意整理の契約を結ぶ前から似たような生活をしていたこともあったので「任意整理しても生活が変わらないのか」と絶望したことを覚えています。


正常な判断が出来なくて、しかも、この頃は今の水準には遠く及ばないレベルに家計簿でした。
今に比べたら相当レベルの低い家計管理だったと思います。
この頃からきちんと家計簿をつけ、家計管理をしっかりと行っていれば、また違った結果だったかも知れません。


次は自己破産費用積立中の私の生活についてお話します。

7ー2)自己破産費用積立中

任意整理期間中はかなり生活がきつかったですが、弁護士さんと自己破産の再契約を結んだ以降は、費用に支払額が半分以下になったのでかなり楽になりました。
任意整理期間中は毎月145,000円に自動車ローン約20,000円の合計165,000円支払っていました。
それが、自己破産に切り替えたことで毎月65,000円(12月の賞与のみ211,806円の支払)になりました。


弁護士費用の支払いがかなり抑えられたことにより、かなり生活が楽になったことを記憶しています。


これまでは、弁護士費用等と固定費の支払が終わった後はかつかつの生活でした。
それが、弁護士費用と固定費の支払が終わっても手残りがかなりあり、かなり余裕をもって生活をすることが出来ました。


任意整理の時は毎月の繰越しがほとんどなく、かなり厳しいものでした。
それが、自己破産に切り替え、毎月の弁護士さんへの支払が大幅に減少したことにより、毎月の繰越しも余裕をもって繰り越すことができていました。


費用の支払いが変わるだけで、ここまで生活が変わるのかとびっくりしたことを覚えいます。
生活が楽になったことで、これまでできていなかったふるさと納税「生活の充実」を行うことが出来ました。


自己破産費用に積立期間中に自己破産の免責許可が出た後の生活を想像していましたが、かなり明るいものになるなって嬉しい気持ちになりました。
このことを考えるだけでも、これからの自己破産の申立が頑張れそうなだって思いました。

次に自己破産費用積立後…これからの生活についても、自分なりの計画をお話していきたいと思います。

8)自己破産費用積立後の生活は?

まだ自己破産費用の積立てが終わったばかりなので、今後どうなっていくかは想像の域を出ません。
なので、ここからは私の想像というか、これからの計画を話していきます。


まず、年明けの1月からですが、これまで支払っていた自己破産の積立費用65,000円が手元に残ることになります。
ただ、そのお金が残ったからと言って、今の生活水準を上げてしまっては本末転倒なので、生活水準は一切上げずに生活していきます。


月末に残ったお金のうち、生活費に使う部分のお金は現金として残しておきます。
それ以外のお金は預金専用口座として開設したあおぞら銀行 BANK支店」へ預け入れます。



この「あおぞら銀行 BANK支店」に預けているお金については「債務者へ配当されても仕方がないお金」として使わないように残しておきます。
それ以外にも自己破産の積立費用以外にも自己破産を行う上でかかる費用があるようなので、その費用としても残しておくようにしています。


要は令和4年1月以降は毎月の給料のみで生活することに集中し、2月の給料日前には生活用口座に残っているお金を「あおぞら銀行 BANK支店」に預金し、これを自己破産の免責が降りるまで繰り返していこうと思っています。


その中でも楽天市場での買い物は継続し、大量の楽天ポイントを獲得していくようにしたいと思っています。


ただ、自己破産の開始決定がなされると破産管財人が付くんですけど、その時の荷物の取り扱いがよくわかっていないので、そのあたりのことは今後弁護士事務所に相談してみたいと思います。

9)今回のまとめ

今回のまとめはこんな感じです。

◆今回のまとめ◆ ✅任意整理の契約は令和2年7月から
✅任意整理での返済開始は令和3年1月から
✅自己破産の契約は令和3年6月
✅自己破産費用の支払終了は令和3年12月
✅任意整理費用は728,511円
✅自己破産費用は703,000円
債務整理費用の積立ては1年以上かかった
✅自己破産費用の積立ては6カ月
✅これから自己破産の申立

こんな感じですね。
現時点で私は自己破産費用を支払終え、これから自己破産の申立の準備に入ります。


先日、弁護士事務所から申立てにかかる必要書類等の連絡があったので、これから少しずつ書類を集めていきたいと思います。
元々どんな書類が必要かネットで調べていたので、ある程度書類は揃えられるように準備していたので、少しだけでも弁護士事務所への提出は止められるよう努力して生きたと思っています。


この自己破産の申立の準備についても、後日、おブログで更新していきたいと思っていますので、楽しみしていただければと思います。


いやー、今回、やはり、なかなか盛りだくさんな内容になってしまいましたね(笑)
自分でも想定はしていたんですけど、思いのたけを述べていたら18,000字を超えてしまいました(笑)


これだけの長文おブログを更新したのは久し振りです。


ただ、今回のおブログはみなさまにお伝えしたことがたくさんありました。
任意整理のこと、自己破産のこと、それぞれの期間の生活のこと…話したいことはたくさんあり、超長文になってしまいました(笑)


もし、縁があってこのおブログにたどり着いた方で、債務整理を検討している方は、ぜひこのおブログをお読みいただけたら幸いです。
合わせて、次のおブログをお読みいただくことで「個人再生」についてもご理解いただけると思いますので、合わせてお読みいただければ幸いです。


mochi091017.hatenablog.com


私自身の自己破産までの流れについては、状況が変わるごとにおブログで更新する予定です。
合わせてTwitterでも更新していきたいと思っていますので、ぜひフォローしていただければと思います。


それでは、これで今回のおブログを終わりにしたいと思います。





それでは、またっ
ありがとうございましたー!!











債務整理をする場合はまずは弁護士さんに相談しよー!!
よく相談の上、自分に合った債務整理を選択しよー!!














おっしまい。
ばいばーい(・∀・)ノシシ

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